夕方、みなみが、デッカイ絆創膏をひざに貼って学校から帰宅した。
はは 「どぉーした? そのひざ!」
みなみ 「駅で…ずっこけた。(^_-)」
はは 「え~ありえない!!」
(ちょっと若ぶってみた。先ずは言葉から。笑 MDだっけ。まじださぁ~い。使っちゃおうか。クックック。私だっ て学習するのだ。)
みなみ 「…すっごい痛かったんだから!!」
はは 「誰に似たんだか、 まったくドジだね。」
みなみ 「…ホント、誰に似たんだか (ー_ー)!!
そうそう、今日ね、先週の数学のテスト返されたんだ。(●^o^●)」
はは 「まさか…それも…コケた?」
みなみ 「ばっかにしないでよー、あたしゃーね、数学は得意なんだから。」
(…数学「は、」かよ。「も」じゃないのか。)
みなみ 「今回の【命題と条件】の範囲は満点だった。 嬉しかったぁ。 しかもね、聞いて聞いて。英語はね、 「特別待遇」らしい。」
はは 「え? 特別待遇? やったじゃんっ! …で? 何それっ?」
みなみ 「≪追試≫って名前らしい。」
はは 「追試!!!」
みなみ 「そう。 どうやらあなたの娘はVIPらしい。」
はは 「そんなんイランッ! それにしても数学、満点!? ほんと…?またまた調子こいてんじゃないの?」 オット、はは様お口がよろしくてよ。(ごめんあそばせ)
みなみ 「そっ、自分でもびっくりなんだけどね。この単元は授業集中したんだよ。…てか、うちの数学の先生の授業は面白いんだ。だから45分眠いどころかさ、体、前のめりで先生の話聞きいっちゃうんだよね~。おっかしんだぁ~先生の話。ありゃ…先生の話術だな…」
はは 「あ、そう。(^_^) 授業が面白いって良いよね。」
私はとても納得した。
先生と気が合わないより、好きな先生ってのはとても良い事だわ。それに越したことは無いわね。
うむうむ。その調子よ…。そっか…今回は満点か。良くやった。前回は70点超えとかだったし、その前は確か50点台だった筈だし。頑張ってるじゃん、我が娘。しかしここで褒めて調子に乗られてもなぁ~。微妙な所だわ。
そんな事を考えながら、それでも私は嬉しかった。やっぱり自分の子供が頑張って結果を出したってのは、親として嬉しいのは正直なところ。
みなみ 「うち、数学得意かと思ってたけどね、そうじゃなくて好きか嫌いかって言われたら、数学は答えがはっきり出るから“好き!!”って感じ!? 国語はそうは行かないでしょ…。…で、数Ⅰと数Aと単元によっても苦手があるの…分かってきたし…。」
はは 「凡ミスも 多いしね!!」
みなみ 「…フンッ<`~´>…」
はは 「…そうやって すぐ短気おこさないの!そう言われて反撃出来るような努力してる?」
みなみ 「……………。 カエスコトバガミツカリマセン。 てかさぁ~、数学得意な子って、どんな勉強の仕方してんだろね。」
はは 「そう言えばある本にね、仕事を要領良くこなす人は、数学得意だった子に多いって書いてあったょ…。」
みなみ 「頭の切り替えが早いってこと?? え~そうだとしたら…、要領の良い勉強の仕方、誰か教えて~!」
はは 「…………だね。(-_-;)
私も数学苦手だったなぁ…。まぁ良いわ、とりあえず今回は数学おめでとう。カバン置いたら 早く着替えちゃいなさい。英語の事はまた後で考えましょう。」
みなみ 「へ~い。…それにしてもホント今日寒いね。ストーブ点いてんでしょ?」
はは 「そう。さっきから全然暖まらないのよ。石油高くなってるって言うのに…」
みなみ 「… うあっ!」
着替えようとして奥の部屋に行ったみなみが叫んだ。
はは 「どしたのっ??」
みなみ 「何でっ?? 窓、全開じゃんっ!!」
はは 「は?? …うそっ???」
みなみが奥の部屋からこっちを見ている。
はは 「さっき洗濯物…、あっ!!! そしたら電話が…ほらっ!あんたも覚えてるでしょ? (私は慌てた。)北海道の叔父さんがさ、久しぶりに電話をよこしてね… そしたらほら、叔父さんが、あの…」
みなみ 「…要領…ね… ハ…、ハハハ……」
みなみよ、そんな目で見るな。何も言うでない。
あなたは私に似たのだ。…(T_T)
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